ひとり社長の会計ソフトは、早めに決めた方が後でラクです。
私は会計の知識がほぼない状態からfreeeを使い始め、税理士を雇わずに法人税の決算申告まで行っています。
ひとり社長や個人事業主は、経理担当がいません。
売上を作るのも、請求書を出すのも、経費を整理するのも、基本的には自分です。
最初は帳簿付けも仕訳もよく分かりませんでした。それでもfreeeを使いながら少しずつ覚えていき、今では銀行口座やカード連携、請求書作成、領収書のアップロードまでfreee内で行っています。日々の会計負担はかなり小さくなっています。
- ひとり社長・個人事業主が会計ソフトを選ぶ基準
- freee・マネーフォワード・弥生の違い
- 請求書ソフトや電子契約を別で探すべきか
- 法人カード・法人口座と連携させる考え方
この記事では、会計ソフトを単なる料金比較ではなく、実務の手間を減らす道具として整理します。
対象は、ひとり社長、個人事業主、従業員5人以下の小規模事業者です。
先に結論:法人ならfreeeかマネーフォワード、個人事業主なら弥生も候補
- ひとり法人・小規模法人なら、freee会計かマネーフォワードクラウド
- 個人事業主・青色申告なら、弥生も有力候補
- 請求書や電子契約もまとめたいなら、freeeかマネーフォワード
- できるだけ低コストで青色申告を始めたいなら、弥生
会計ソフトは、どれが絶対に正解というより、自分の事業形態で選ぶ方が失敗しにくいです。
法人なのか、個人事業主なのかで、見るべきポイントが変わります。
私はfreeeを使っていますが、「全員freee一択」と言いたいわけではありません。法人なのか個人事業主なのか、税理士に依頼するのか自分で進めるのかで、合う会計ソフトは変わります。
比較表
| サービス | 主な対象 | 料金目安 | 強み | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| freee会計 | 個人事業主・法人 | 個人は年払い980円/月から、法人ひとり法人は年払い2,980円/月から | 初心者でも流れで入力しやすい。請求書作成にも対応 | 法人向けはプランと従量課金の確認が必要 |
| マネーフォワード クラウド | 個人事業主・法人 | 個人は年払い900円/月から、法人ひとり法人は年払い2,480円/月から | 銀行・カード連携、請求書、経費、契約など周辺機能が広い | ひとり法人プランは利用人数や仕訳数の条件確認が必要 |
| やよいの青色申告 | 個人事業主 | セルフプランは1年間無料、無料期間終了後は年額11,800円+税 | 青色申告向け。初年度無料で始めやすい | 法人向けではなく、個人事業主・青色申告向け |
※料金は公式ページ確認時点の情報です。表示価格の税抜・税込、キャンペーン、年払い条件、プラン内容は変更される場合があります。申込前に必ず公式ページをご確認ください。
会計ソフト選びで最初に見るべき5つのポイント
1. 法人か個人事業主か
まず見るべきなのは、法人向けか個人事業主向けかです。
青色申告向けのソフトと、法人決算まで見据えるソフトでは役割が違います。
個人事業主なら、確定申告書類の作成や青色申告への対応が重要です。
法人なら、決算書、法人カード、法人口座、税理士連携まで考えた方がよいです。
2. 請求書作成までできるか
請求書ソフトを別で探すより、会計ソフト内で作れる方が管理はラクです。
売上と請求書、入金確認が分かれると、あとから照合作業が増えます。
私は請求書もfreeeで作成しています。
請求書作成、入金確認、会計処理が同じ場所にまとまるので、別の請求書ソフトを使うより管理がかなりラクです。
3. 銀行口座・法人カードと連携できるか
会計ソフトの強みは、銀行口座やカード明細を自動で取り込めることです。
ひとり社長は、手入力を減らすだけでかなりラクになります。
私も銀行口座やカードをfreeeと連携しています。
仕訳はほぼ自動で候補が出るので、日々の作業は確認してボタンを押す感覚に近いです。
経費を使ったときは、スマホで領収書を撮影してfreeeにアップしています。領収書をアップすると、自動で内容を読み取り、仕訳候補まで作られることがあります。紙の領収書を後からまとめて整理するより、使ったタイミングで処理できるので、会計の負担はかなり小さいです。

4. 税理士に渡しやすいか
自分で全部やる場合でも、将来的に税理士へ依頼する可能性はあります。
そのとき、会計データを共有しやすいソフトを選んでおくと移行しやすいです。
5. 料金だけでなく、作業時間が減るか
月額料金が安くても、入力や確認に時間がかかるなら負担は残ります。
ひとり社長の場合、自分の時間もコストです。
freee会計|流れに沿って入力したい人向け
私は会計の知識がほぼない状態からfreeeを使い始めました。最初は戸惑いましたが、使いながら少しずつ覚えていき、税理士を雇わずに法人税の決算申告まで行っています。
- 会計に苦手意識がある
- 画面の流れに沿って処理したい
- 請求書作成も会計ソフト内で済ませたい
- 法人・個人どちらでも候補を探している
freee会計は、会計に苦手意識がある人でも使いやすいように、入力の流れが比較的分かりやすい会計ソフトです。
個人事業主向け、法人向けの両方にプランがあります。
- 銀行口座やカード明細を自動で取り込める
- 仕訳候補が出るので、確認作業が中心になる
- スマホで領収書を撮影してアップすると、自動で仕訳候補が作られることがある
- 請求書もfreeeで作成できる
- 請求書、入金確認、会計処理を同じ流れで見やすい
- 会計知識がなくても、使いながら少しずつ覚えられる
個人事業主向けは、スタータープランが年払い980円/月から。法人向けは、ひとり法人プランが年払い2,980円/月から案内されています。
ひとり社長の場合、まずは請求書作成、口座連携、カード連携、領収書処理、記帳のしやすさを見るとよいです。
ただし、法人向けプランでは従量課金や利用人数なども確認しておく必要があります。
私の場合、会計的な負担はほとんどなくなりました。
もちろん最初は戸惑いますが、銀行口座やカード連携、請求書作成、領収書アップロードを整えると、日々の経理はかなり自動化できます。
マネーフォワード クラウド|周辺業務までまとめたい人向け
- 銀行口座やカード連携を重視したい
- 請求書、経費、契約などもまとめて見たい
- ひとり法人向けの料金を重視したい
- バックオフィス全体を整理したい
マネーフォワード クラウドは、会計だけでなく、請求書、経費、契約など周辺業務も含めて整理しやすいサービスです。
ひとり法人向けプランも用意されています。
個人事業主向けは、パーソナルミニプランが年払い900円/月から。法人向けのひとり法人プランは、年払い2,480円/月から案内されています。
ひとり法人プランは、利用人数1名まで、1会計年度の仕訳数500件までなどの条件があります。
事業規模が小さいうちは候補になりますが、取引数が増える場合は上位プランも確認した方がよいです。
やよいの青色申告 オンライン|個人事業主・青色申告向け
- 個人事業主として青色申告をしたい
- 初年度のコストを抑えて始めたい
- 会計ソフトをシンプルに使いたい
- 法人ではなく個人事業の確定申告が目的
やよいの青色申告 オンラインは、個人事業主の青色申告向けサービスです。
法人向けの会計ソフトとしてではなく、個人事業主の確定申告向けとして見るのが自然です。
セルフプランは1年間無料、無料期間終了後は年額11,800円+税と案内されています。プランによってサポート内容が異なります。
個人事業主で、まず青色申告をきちんと済ませたい人には候補になります。
一方で、法人設立後の決算や法人運営まで見据えるなら、freeeやマネーフォワードも比較した方がよいです。
請求書ソフトや電子契約は別で必要か

ひとり社長の場合、請求書や電子契約は、会計ソフトに含まれる機能で足りることがあります。
請求書、経費、会計、口座連携がバラバラになると、管理する画面が増えます。
管理画面が増えるほど、ひとり社長の手間も増えます。
まずは会計ソフトを中心に置いて、請求書や電子契約までどこまで対応できるかを見るのが現実的です。
それでも足りない場合に、専用ツールを追加すれば十分です。
法人カード・法人口座と一緒に考えるとラクになります

会計ソフトは、単体で考えるより、法人口座や法人カードと一緒に考える方が実務ではラクです。
口座やカード明細を自動で取り込めれば、毎月の経理作業をかなり減らせます。
- 法人口座で入出金をまとめる
- 法人カードで経費を払う
- 会計ソフトへ明細を取り込む
- 請求書・入金・経費をまとめて確認する
この形にできると、月末や決算前の負担がかなり減ります。
会計ソフト選びは、単なるソフト選びではなく、実務全体の整理です。
まとめ:ひとり社長は、会計ソフトを実務の中心に置く

ひとり社長や個人事業主にとって、会計ソフトは早めに決めた方がよい実務ツールです。
後回しにすると、請求書、経費、口座、カード、確定申告・決算がバラバラになります。
会計知識がなくても、会計ソフトを使いながら少しずつ覚えることはできます。私の場合はfreeeを使い、銀行口座・カード連携・請求書作成・領収書撮影アップロードを組み合わせることで、会計の負担をかなり減らせました。
- 法人・ひとり社長なら、freeeかマネーフォワードが基本候補
- 個人事業主・青色申告なら、弥生も有力候補
- 請求書ソフトは、まず会計ソフト内の機能で足りるか見る
- 法人口座・法人カードと連携できるか確認する
- 料金だけでなく、毎月の作業時間が減るかで選ぶ
会計ソフトは、安さだけで選ぶものではありません。
毎月の経理をどれだけラクにできるかで選ぶのが、ひとり社長には合っています。
最後に:自分の事業形態に合う会計ソフトを確認する
ここまで読んで、まだ迷う場合は、まず自分の事業形態で選ぶのが分かりやすいです。
法人なのか、個人事業主なのか。会計が苦手なのか、周辺業務までまとめたいのかで、合う会計ソフトは変わります。
会計知識に不安があり、流れに沿って進めたい人
freee会計が候補です。
私自身もfreeeを使って、会計知識ゼロの状態から法人決算まで進めています。
会計だけでなく、請求書・経費・契約までまとめたい人
マネーフォワード クラウドが候補です。
バックオフィス全体をまとめて整理したいひとり法人・小規模法人に向いています。
個人事業主として青色申告を低コストで始めたい人
やよいの青色申告 オンラインが候補です。
個人事業主として、まず青色申告をきちんと進めたい人に向いています。





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